長崎県

世界遺産登録を見据えた
「祈りと学び」の旅

2015年の「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の世界遺産登録を目指し、着々と準備と手続きを進めている長崎県。これまで、主に信者向けの事業として、長崎の教会群を活かした「ながさき巡礼」の取り組みを行ってきましたが、世界遺産暫定リスト登録を機に、情報発信や専門性の高いガイド養成などにも取り組んでいます。
 そして今、こうした活動とともに進めようとしているのが、「祈りと学び」を切り口とした新たな観光需要の開拓です。活動の主体となっているのは「『長崎の教会群』を訪れる“祈りと学びの旅”プログラム開発協議会」。キリスト教関連遺産を中心に、離島・半島部の観光資源のブラッシュアップを図り、教会のライトアップや世界新三大夜景のひとつに選ばれた長崎の夜景など、「光」の魅力を組み合わせた宿泊滞在型の観光を開発中です。

なぜ長崎に教会と信者が集中?
その謎を解くプログラム

 日本全国に点在する約1000に上る教会のうち、長崎県には、なんとその13%を占める133の教会があり、日本全国の信徒数の約14%を占める6万人強がいると言われています。なぜ、長崎にはこのように教会や信徒が多いのでしょうか。
 その謎を解くのが、今回、企画している1泊2日×3回シリーズのモニターツアーです。「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の歴史を、「キリスト教伝来〜繁栄〜受難〜弾圧〜復活」のストーリー構成に沿って解いていくこのプログラムは、現代版セミナリオ(神学校)とも言えます。
 具体的には、第1章「キリスト教伝来と繁栄、そして潜伏へ」で平戸市、佐世保市黒島、長崎市外海町、第2章「キリスト教の繁栄、そして弾圧」で島原市、雲仙市、天草市、第3章「キリスト教徒に受難の時代、そして信徒発見・復活」で五島市、長崎市を訪れ、全13箇所の世界遺産登録候補地を見学します。450年以上の歴史の中で、キリスト教がいかにこの地で繁栄し、弾圧され、そして復活したのか。ストーリーに沿ったスポット訪問で、その流れをスムーズに学ぶことができます。

教会の集まる離島・半島部は
海上タクシー利用で楽々

モニターツアーでは、教会のライトアップや夜景など、長崎県の夜の美しさも堪能できます。
 長崎駅や長崎空港と、多くの教会群や関連遺産が集まる離島・半島部のアクセスでは、既存の交通手段に加えて海上タクシーを取り入れ、着地型商品として参加しやすい旅程を組む予定。さらに今後は、チャーター便運航も含め、新たな交通体系の整備もあわせて進めていく計画です。
 世界遺産登録に向けた気運は、今後ますます高まります。2014年度からは、長崎県が実施する「長崎の旅」イメージアップ推進事業との連動によって、「祈りと学びの旅」事業との相乗効果を見込んでいます。交通体系の整備のほか、133箇所から構成される長崎の教会群について、カトリック長崎大司教区とともに「長崎巡礼133教会巡礼BOOK」を開発するなど、さまざまなプロジェクトも進められていく計画です。

ここが魅力 タビカレアピール

「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」は、伝来から繁栄、弾圧、復活という布教の歴史を物語る世界に類を見ない遺産です。歴史を物語る教会だけでなく、教会と集落が一体となった景観は、宗教的・文化的伝統の形成を物語る証であり、世界的に評価の高い所以。今回企画するのは、カトリック長崎大司教区の協力のもと、日本のキリスト教の歴史を体系的に学べるプログラムです。早朝ミサ参加や、長崎の離島・半島部に住む人々との交流機会を通し、厳しい環境の中、450年余に渡って受け継がれてきた日本独自のキリシタン文化を肌で感じてもらえることでしょう。

おすすめ!3大ポイント
  • 世界遺産候補「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を訪れる
  • キリスト教伝来〜弾圧〜復活歴史を辿る1泊2日×3回シリーズ
  • 世界新三大夜景に選ばれた長崎の夜の美しさも堪能!

Data

【取 組 名】 世界遺産候補『長崎の教会群とキリスト教関連遺産』を訪れる“祈りと学びの旅”プログラム
【企 画 者】 『長崎の教会群』を訪れる“祈りと学びの旅”プログラム開発協議会
【問合せ先】 095-895-2645
【旅行会社】 株式会社JTB九州長崎支店
(観光庁長官登録旅行業1770号)

Any Queries? Ask us a question at +123 9800000000