長崎県

世界遺産登録を見据えた「祈りと学び」の旅 2015年の「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の世界遺産登録を目指し、着々と準備と手続きを進めている長崎県。これまで、主に信者向けの事業として、長崎の教会群を活かした「ながさき巡礼」の取り組みを行ってきましたが、世界遺産暫定リスト登録を機に、情報発信や専門性の高いガイド養成などにも取り組んでいます。 そして今、こうした活動とともに進めようとしているのが、「祈りと学び」を切り口とした新たな観光需要の開拓です。活動の主体となっているのは「『長崎の教会群』を訪れる“祈りと学びの旅”プログラム開発協議会」。キリスト教関連遺産を中心に、離島・半島部の観光資源のブラッシュアップを図り、教会のライトアップや世界新三大夜景のひとつに選ばれた長崎の夜景など、「光」の魅力を組み合わせた宿泊滞在型の観光を開発中です。 なぜ長崎に教会と信者が集中?その謎を解くプログラム  日本全国に点在する約1000に上る教会のうち、長崎県には、なんとその13%を占める133の教会があり、日本全国の信徒数の約14%を占める6万人強がいると言われています。なぜ、長崎にはこのように教会や信徒が多いのでしょうか。  その謎を解くのが、今回、企画している1泊2日×3回シリーズのモニターツアーです。「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の歴史を、「キリスト教伝来〜繁栄〜受難〜弾圧〜復活」のストーリー構成に沿って解いていくこのプログラムは、現代版セミナリオ(神学校)とも言えます。  具体的には、第1章「キリスト教伝来と繁栄、そして潜伏へ」で平戸市、佐世保市黒島、長崎市外海町、第2章「キリスト教の繁栄、そして弾圧」で島原市、雲仙市、天草市、第3章「キリスト教徒に受難の時代、そして信徒発見・復活」で五島市、長崎市を訪れ、全13箇所の世界遺産登録候補地を見学します。450年以上の歴史の中で、キリスト教がいかにこの地で繁栄し、弾圧され、そして復活したのか。ストーリーに沿ったスポット訪問で、その流れをスムーズに学ぶことができます。 教会の集まる離島・半島部は海上タクシー利用で楽々 モニターツアーでは、教会のライトアップや夜景など、長崎県の夜の美しさも堪能できます。 長崎駅や長崎空港と、多くの教会群や関連遺産が集まる離島・半島部のアクセスでは、既存の交通手段に加えて海上タクシーを取り入れ、着地型商品として参加しやすい旅程を組む予定。さらに今後は、チャーター便運航も含め、新たな交通体系の整備もあわせて進めていく計画です。 世界遺産登録に向けた気運は、今後ますます高まります。2014年度からは、長崎県が実施する「長崎の旅」イメージアップ推進事業との連動によって、「祈りと学びの旅」事業との相乗効果を見込んでいます。交通体系の整備のほか、133箇所から構成される長崎の教会群について、カトリック長崎大司教区とともに「長崎巡礼133教会巡礼BOOK」を開発するなど、さまざまなプロジェクトも進められていく計画です。 ここが魅力 タビカレアピール 「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」は、伝来から繁栄、弾圧、復活という布教の歴史を物語る世界に類を見ない遺産です。歴史を物語る教会だけでなく、教会と集落が一体となった景観は、宗教的・文化的伝統の形成を物語る証であり、世界的に評価の高い所以。今回企画するのは、カトリック長崎大司教区の協力のもと、日本のキリスト教の歴史を体系的に学べるプログラムです。早朝ミサ参加や、長崎の離島・半島部に住む人々との交流機会を通し、厳しい環境の中、450年余に渡って受け継がれてきた日本独自のキリシタン文化を肌で感じてもらえることでしょう。 おすすめ!3大ポイント 世界遺産候補「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を訪れる キリスト教伝来〜弾圧〜復活歴史を辿る1泊2日×3回シリーズ 世界新三大夜景に選ばれた長崎の夜の美しさも堪能! Data 【取 組 名】 世界遺産候補『長崎の教会群とキリスト教関連遺産』を訪れる“祈りと学びの旅”プログラム 【企 画 者】 『長崎の教会群』を訪れる“祈りと学びの旅”プログラム開発協議会 【問合せ先】…

山口県防府市

日常使われる方言「幸せます」をツアーのコンセプトに 山口の方言「幸せます」を、歴史が息づく千年のまちで体感してみませんか。「幸せます」は山口県の方言。「幸いです」「便利です」「助かります」「うれしく思います」「ありがたいです」など、たくさんの意味が込められた素敵な言葉です。防府市では、この「幸せます」に「幸せが増す」という想いも込めて「幸せます」を商標登録し、地域ブランドとして商品開発やイベントに活用しています。 山口県防府市は、奈良時代から周防の国の国府として栄えるとともに、東大寺大仏殿の再建に力をつくした重源上人や、戦国武将の毛利氏のゆかりのまち、また塩田で栄えたまちでもあり、歴史と文化、豊かな自然にめぐまれたまちです。 「幸せます」という言葉の持つイメージを活用したストーリーを、歴史が息づく千年のまちを歩くことで感じることのできるツアーです。 さまざまな「幸せ」発見の磨き上げのために 「幸せます観光ツアー」の商品化に向けて、「歩いて」「食べて」「笑って」「願って」「泊って」「買って」「作って」の、幸せの種から大きな花を咲かせることができるように、それぞれの分野で磨き上げを行っています。  「笑って」では、防府市観光協会で「笑い講とお笑いで世界中に笑いを広める運動」を推進しており、日本ユネスコ協会連盟のプロジェクト未来遺産に登録されています。 「歩いて」「食べて」「笑って」「願って」「泊って」「買って」「作って」幸せの輪を 「幸せます」ツアーの具体例としては、1泊2日の日程で、「歩く」「食べる」「笑う」「願う」などから、さまざまな「幸せ」を発見できる企画をご用意します。 「願って」では、“歴史が息づく千年のまち”だからこそのお宝を観て歩くことができます。歴史あるまちだからこその秘蔵のお宝をこの機会に公開します。厄除けや願かけのオプションも楽しめます。 「食べる」では、瀬戸内海の恵みや、穏やかな気候で育った地元の食材『防府三白』や、「幸せます」をコンセプトとした料理を楽しむことができます。 「泊る」では、幸せますをコンセプトとした“まちなかバル(街なかの食べあるきで、スペインの食文化の一つとされます)”で防府の夜の雰囲気を感じながら、「幸せます」のアメニティグッズで1日の疲れが癒されることでしょう。 「歩く」では、スマートフォン片手に防府でしか見たり聞いたりすることのできない映像や解説を歩きながら楽しめます。 「買って」では、「幸せます」のスイーツをはじめ、幸せな気持ちになれるようなオリジナルグッズを取り揃えています。このほかにも、「お笑い体操」の体験、「お笑い三笑」、新鮮な魚のすり身(英語でもsurimi)を使った練り物作りなど「作る」楽しみをプラスした体験など、「幸せ」の発見のしかけが盛りだくさんです。また、こころが通うおもてなしをこころがけています。 あなたのまわりに笑顔が広がる幸せの連鎖がおきますように。そんな願いをこめて・・・ ここが魅力 タビカレアピール “幸福感”といった無形のものを観光資源に結び付けている点で、意外性があります。また、地域ブランド「幸せます」の中に地域の一貫した理念が反映・確立されており、方言の意味を説明していく過程でストーリー性が生まれてきます。 ここに注目!おすすめ3大ポイント 「周防国府お宝展」の見学をはじめとする、歴史が息づく千年のまちの見学 防府の食『防府三白』、「まちなかバル」で舌鼓、防府ハイボールでほろ酔い気分 「幸せます」オリジナルグッズで幸福感のおすそ分け Data 【取 組 名】 幸せますのまち防府 “幸せ発見”ツアー 【企 画 者】 防府市観光資源活性化協議会 【問合せ先】 0835-22-4352…

愛知県知多半島

知多グルメ、豊かな自然の贈りもの  名古屋市の南に位置する知多半島。伊勢湾と三河湾に囲まれ、温暖な気候と豊かな自然に恵まれています。観光客がここを訪れる一番の動機は、ずばり「食」。タコ、フグ、ハモといった新鮮な魚介類、近年人気急上昇中の知多牛、種類豊富な野菜と果物などがその代表です。 また、10年前に復刻した江戸時代のにぎり寿司「尾州早すし」も、知多半島のグルメとして定着してきました。これは酢の大手メーカーである地元のミツカンが酒粕を原料に古い醸造法で造った粕酢と天然塩でシャリを握り、砂糖を使用しない。また現代の寿司より2倍強 の大きさがあるのが特徴です。フランスのシェフグループが寿司の原点として視察に来日したほど。また半田市には、ミツカンによる日本唯一のお酢の博物館「酢の里」もあります。 切っても切れない食と酒、包丁儀式もコラボ 実は、知多半島では良質な日本酒も作られています。4つの市町に6つの酒蔵があり、各蔵が個性を活かしながら日本酒講座を開講したり、イベントでの試飲を行っています。これまで、食は食、酒は酒で取り組まれてきましたが、地元の食と酒を組み合わせ、近年は「食と酒の知多半島」をアピールしています。 “食と酒”のイメージを浸透させるためには、歴史を感じさせるロケーション、食や酒にまつわるエピソードなども必要です。そこで新たにスポットを当てたのが「包丁儀式」。巧みな包丁さばきを披露する包丁儀式は、平安時代に天皇の命で藤原山蔭が鯉を捌いたのが始まり。包丁と箸を使い、魚に触れることなく捌くという神聖な儀式ですが、食や酒への興味を誘う観光素材として登場させました。 テーマいろいろ、知多の魅力が詰まった酒蔵ツアー 知多半島の酒蔵や料亭、江戸時代に栄えた街並みを活かして食や酒をアピールする事業は、知多半島中部の半田市、常滑市、知多市、東浦町、阿久比町、武豊町が取り組んでいます。具体的な提案として、シンポジウムや酒蔵ツアーをはじめ、名古屋市内での大イベントでの日本酒の試飲、宣伝用映像の制作、宿泊施設や飲食店との地酒メニュー考案などが挙がっています。 なかでも、酒蔵ツアーは各蔵ごとにターゲットとテーマを決めた具体的なアイデアがユニーク。例えば、半田市の中埜酒造では、女性向けの日本酒講座を行い、酒蔵見学、料亭での包丁儀式および食事とお酒、亀崎のまち歩き、武豊味噌の蔵めぐりといった濃い内容を提案。東浦町の原田酒造では、「酒と健康」をテーマに在留外国人向けの内容を、常滑市の盛田酒造は、最も歴史ある蔵元であり、醸造文化の発信地めぐりを行います。ただ食べて飲むだけでなく、知多半島色溢れる演出を施すことで、「食と酒の知多半島」のブランド化を目指す取り組みが進められています。 ここが魅力 タビカレアピール これまで別々に展開していた食と酒を合わせ、さらに知多半島に息づく伝統文化、酒蔵、料亭、包丁儀式などを組み合わせることで、知多半島の新たな魅力を打ち出します。特にこれまで観光のステージに登場したことのない包丁儀式は、注目に値する観光素材といえるでしょう。酒造組合や料亭、観光協会とのこれまでの信頼関係を活かし、「地・海・生・醸」の食の幸や日本酒の良さ、それらを育んできた知多半島の魅力を一丸となって伝えていきます。 ここに注目!おすすめ3大ポイント フグやハモ、知多牛、尾州早すし…知多グルメに舌鼓 魚に触れずに魚を捌く!伝統ある四条流の包丁儀式を目の前で! さまざまなバリエーションに富む酒蔵ツアー Data 【取 組 名】 知多半島 食と日本酒によるブランド化事業 【企 画 者】 半田商工会議所 【問合せ先】 0569-21-0311…

島根県松江市

 当モニターツアーは観光庁の事業の一環として、新しい観光地の魅力開発と旅行商品化のために実施しています。ご参加の際は、アンケートに何卒ご協力をお願いいたします。 縁切りから始まる縁雫・酒と食がもてなす 「リセットからの縁の旅」(仮) まずは悪縁を除いて、気持ちをリセットし、良縁を導いてもらいましょう。神様にお祈りしたあとは、美味しい松江のかにをご堪能いただきます。それも、このツアーだけのために限定オープン「かに小屋」。ツアーの貸切だから満席で断られることもありません。松江のまちを、あなたの願いを応援してくれる8つの「雨粒地蔵」を順番に巡りながらご案内します。また、市内の造り酒屋や練物屋、乾物屋などをめぐり、酒蔵では女性のきき酒師がお酒の楽しみ方を伝授します。最後に八重垣神社での鏡の池で縁占いをしてみましょう!はたして結果は。  出発日 1回目:2013年11月30日~12月1日  2回目:2013年12月1日~12月2日 催行人数 1回30名様限定  プラン/旅行代金等 プラン内容:1泊2日 バスツアー 大人おひとり様 ¥20,000 ツアーのポイント 旅の始まりは、「縁結びと、縁切り」で有名な佐多神社で素敵なご縁をお導き。 昨年大人気だった「かに小屋」をかに漁解禁のこの時期に、特別オープン。 松江でしか飲むことができない「縁雫カクテル」をお楽しみいただけます。 情緒溢れる松江のまちを、それぞれの願いをかなえる雨粒地蔵(8体)を見つけながらご案内します。 八重垣神社の鏡の池で縁を占います。 1日目の集合について 集合時間:- 集合場所:- 最終日の解散について 解散時間:- 解散場所:- 行程…

広島県世羅町とその周辺地域

お花畑や果樹園など 絵になる景色が広がる世羅町 広島県の中央に位置する世羅町は、高原のさわやかな気候を生かした農作物づくりが盛んな地。観光農園や果樹園も多く、四季折々の花々に彩られた風景を楽しむことができます。  今年3月に島根県松江市と広島県三次市を結ぶ松江自動車道が開通、中国横断自動車道尾道松江線の全線開通が目前に迫る中、世羅町でも沿線の市町と連携した新たな観光メニューの開発が進められています。  活動の中心となっているのが、チューリップやひまわりなど広大な花畑で知られる世羅高原農場。地域の魅力を女性目線でとらえた「女子のふぉと旅」事業をはじめ、山陰の花観光協議会である山陰花めぐり協議会との情報交換や相互視察など、かねてから行政区域を超えた活動に着手しています。  広島県公募事業「瀬戸内海の道プロジェクト」では、「瀬戸内山陰フラワー&ワイン街道」事業を展開、尾道から松江までの観光施設9か所にパンフレットラックを設置するなど、連携の仕組みづくりにも乗り出しています。 女子の心をとらえる、 レトロな街並みからスイーツまで  今回提案する旅の主役は女性。しかも、カメラを手に観光地を訪れ、写真を使って情報発信をするといった今どきの“カメラ女子”です。これは、スマートフォンやSNSの利用者が増えたことで、個人による情報発信といったソーシャルメディアでの観光情報入手が急増する中、シェアしたり、口コミを誘発しやすい「写真」に注目した試みです。  世羅町や周辺地域には、花、自然、食、味わいのある街並みといった絵になる観光資源がそろっています。これをカメラ女子の視点で見つめ直し、新たなメニュー開発や観光イベントの実施につなげていきます。  世羅高原農場では、昨年3月以降、「女子のふぉと旅」と題した撮影会を合計7回実施しており、約80名が参加しました。撮影会にはプロのカメラマンが同行、尾道の雑貨店やカフェめぐり、街並み散策、ひまわり畑など、毎回テーマを変えて写真撮影を楽しむ企画で、尾道市内の世羅町内カフェで写真展も開催しました。  このような取り組みを通じて、観光客のリピート化や口コミによる誘致の仕組みづくりを行っていきます。 イベントやモニターツアーを 核に情報発信を 今後は「女子のふぉと旅」を発展させ、1泊2日のモニターツアーを実施します。ツアーでは世羅町を中心に府中市や尾道市を加えた周遊の旅を考えており、神戸・大阪など関西圏からの集客を目指します。また、現在主体となっている広島と岡山からの観光客も日帰り参加で募集し、2回の実施で合計45名程度の参加を見込んでいます。  また、対象となるエリアで、観光事業や飲食店、商店などで観光まちづくりに関心の高い人たちが参加するワークショップを開催。写真を通したおもてなしと発信ができる人材を育成する「まちじゅうまるごと観光コンシェルジュ」事業を展開していきます。  こうした活動の集大成として、イベントやモニターツアーで参加者が撮影した写真やカメラマンの講師が撮った写真を基に、パンフレットやウェブサイトを作成し、SNSと連動した観光情報の発信に取り組んでいきます。 ここが魅力 タビカレアピール 「カメラ女子」の特性を踏まえて、口コミまでを意識した観光メニュー作りがポイント。これは段階的に進めていけるという点で、実現性の高い企画といえるでしょう。これまでの取り組みの中で、「カメラ女子の旅」にうってつけの美しい景色や花、食などの要素が目に見える形でそろっており、イメージしやすいのも強みでしょう。「女子旅」自体は、すでにある切り口ですが、そこから一歩進んで「カメラ女子」のコンセプトを打ち出すことで注目度を高めることができ、継続的な商品化が期待できます。 ここに注目!おすすめ3大ポイント 季節の花々や街並みなど、絵になる風景を巡る 地元では写真を通じた観光コンシェルジュも 講師やツアー参加者同士で写真を通した交流も Data…

石川県金沢市

世界に認められた金沢の手仕事伝統工芸が息づく町 ユネスコ創造都市ネットワークとは、文学、映画、音楽、デザインなどの分野で独自の文化を持ち、それを産業と結びつけて新しい価値を創造し、まちを元気にしている都市のこと。2009年、世界で初めてクラフトの分野で認定されたのが、兼六園、武家屋敷、ひがし茶屋街など様々な観光名所で知られる石川県の金沢市です。城下町・金沢では、江戸時代の加賀前田家による文化奨励策によって繁栄した、加賀友禅、金沢漆器、金沢箔、大樋焼など、20を超えるさまざまな伝統工芸の「ほんもの」が今も暮らしの中に息づいています。金沢の町を歩くと、数多くの工房やショップが町の風景に溶け込んでいるのに気づきます。伝統の技は若い世代にも引き継がれており、建物自体がアートとして知られている金沢21世紀美術館周辺には、若手作家の作品にふれることのできるアートギャラリーも点在しています。 2015年、北陸新幹線開業!「ほんもの」のものづくり体験を  こうした金沢独特の職人気質から生まれるものづくりは、「金沢の手仕事」と呼ばれ、世界からも注目を集めています。和菓子づくりや絵付けなど、観光客が伝統工芸や文化を手軽に体験できるプログラムはすでに充実していますが、「もっともっと『ほんもの』に接したい!」「作家さんに直接会って話を聞きたい!」と思われている方も少なくないのでは。金沢プレミアムの企画は、そんな地元の思いから始まったそうです。 金沢市、金沢市観光協会、金沢市工芸協会、協同組合加賀染振興協会といった、観光と伝統工芸に携わる関係者たちが広くタッグを組み、伝統工芸作家の工房や窯元を訪ね、作家と交流しながらオーダーできる旅行プランを提供する仕組みづくりに取り組んでいます。また、金沢は2015年の北陸新幹線開業で、東京からわずか約2時間30分でアクセスできるようになります。首都圏からの観光客の増加が見込まれることから、旅行会社と提携して上質な旅の提案、商品化にもつなげていくことを目指しています。 制作秘話に耳を傾け作家に作品を直接フルオーダー!?  草、花、鳥などの美しい絵画調の装飾で知られる加賀友禅。茶の湯ファンなら一度はふれてみたい大樋焼の器。 金沢のさまざまな伝統工芸の逸品は、ショップで購入することができても、実際に作家と交流する機会はほとんどありません。そこで、工房を見学して伝統工芸作家から制作秘話を聞いたり、普段は非公開の茶室での茶の湯体験などを組み込んだ特別限定モニターツアーも実施される予定です。 江戸、明治、大正、昭和、平成へと受け継がれ、伝統工芸、歴史、食などさまざまな文化の香りが重なり合っている金沢。金沢の手仕事を通じ、「ほんもの」を追求した旅は、ニッポンの観光の新しいステージを開く一歩になりそうです。 ここが魅力 タビカレアピール 加賀友禅や金箔製品に代表される工芸品が広く知られている金沢。これらの伝統工芸は26業種に及んでおり、全国有数の多彩さを誇ります。この金沢に受け継がれた「ほんもの」の魅力を旅行プランとして楽しんでいただくために工夫を凝らしたツアープランが、この「金沢プレミアム」です。伝統工芸を生活に取り入れている質の高い金沢市民のライフスタイルを垣間見たり、地元工芸界で活躍する作家たちが旅をアテンドしてくれる、どこまでも贅沢な旅。加賀藩前田家藩の歴史をたどりながら、伝統工芸の優美にふれ、現代アートにパワーをもらう。そんなプレミアムな体験を提案していきます。 ここに注目!おすすめ3大ポイント 普段、見学できない伝統工芸の創作の場を紹介 伝統工芸作家へ直接オリジナル作品をオーダー 加賀料理や金沢芸妓の踊りさまざまな本物を体験 Data 【取 組 名】 金沢プレミアム ほんものの工芸にふれる旅 【企 画 者】 金沢市経済局営業戦略部プロモーション推進課 【問合せ先】 076-220-2759 【旅行会社】…

富山県立山町

公共交通機関でアクセスできる息をのむ、雲上の絶景 ローカル電車やケーブルカー、珍しい乗り物を乗り継いで難なくアクセスできる、雲上の別世界――。 富山県立山町の室堂ターミナル駅は、日本最大の山岳観光ルート、立山黒部アルペンルートの中心地で、標高2450mという日本一高い場所にある駅です。周囲には、立山三山、剣岳など、3000m級の山々が連なる絶景が広がります。天気のいい夜には満天の星空が広がり、まさに「星に一番近い」場所。石畳の遊歩道をのんびり歩けば、厳しい自然環境の中で生き抜いてきた高山植物が可憐な花を咲かせ、氷河期の使者と呼ばれ高山で暮らす鳥、ライチョウに出会うこともあるでしょう。 池塘が点在し、色鮮やかな高山蝶も多く生息する弥陀ヶ原湿原は2012年、ラムサール条約に登録されました。標高は1,040~2,120mで、日本で最も標高が高い登録地として注目が集まっています。弥陀ヶ原の南側には立山カルデラを一望できる展望台もあります。 学生のアイデアで町おこし!スイーツトレインなどユニーク企画続々 そんな山の素晴らしさに魅せられて立山町を訪れる観光客は、年間100万人近く。もっとも、その多くは立山町で宿泊せず、素通りする観光客でした。立山町では立山黒部アルペンルート広域観光圏のプラットフォーム会社として(株)たてやまを設立し、滞在型の新しい観光資源の発掘に取り組んでいます。 2012年には、立山町で大学生の視点で町おこし策を競い合うイベント「インターカレッジ・コンペティション」も行われました。立山町を舞台にした企画コンペで、県内外の学生たちは町のコテージに宿泊し、町内をフィールドワーク。電車でスイーツバイキング、雪だるまアート、立山駅を花で飾るといった学生ならではのユニークなアイデアが集まりました。 クライマックスは星に一番近い駅世紀の工事 こうしたプラットフォーム事業やインカレコンペの活用を通じ、立山町はこれまでの山岳観光に新しい魅力を加えたモニターツアーが予定されています。 2015年春には、北陸新幹線が開通し、東京から最短2時間7分でアクセスできるようになる富山。まずは電鉄富山駅で、立山駅までの車内でスイーツバイキングが楽しめる「スイーツトレイン」がお出迎え。立山駅のそばには、現在も日本屈指の砂防工事が続けられている立山カルデラの自然、歴史が学べる立山カルデラ砂防博物館があり、砂防工事と大自然の疑似体験を提供します。 さらにケーブルカーと高原バスを乗り継いで星に一番近い駅・室堂ターミナルに着いた後も、これまでなかった体験が目白押し。室堂と大観峰駅を結んでいるのは、立山直下を通る立山トンネルトロリーバスです。この立山トンネルは、不朽の名作映画『黒部の太陽』の舞台ともなった関電トンネルと同様に、困難を極めた工事の末に完成したもの。そんな知られざるエピソードを体験してもらおうと、トロリーバスの片道乗車後、通常は歩くことができない車両専用軌道を特別にウォーキングが楽しめる「天空のトンネルウォーク体験」の企画が進められています。 ここが魅力 タビカレアピール 立山の山岳観光の魅力はすでに広く知られていますが、これまで移動手段にすぎなかった駅舎・乗り物をフューチャー。地上から雲上の別世界へ徐々に近づいていく醍醐味をもっと満喫してもらえるよう、ローカル電車の特別車両や通常は歩くことのできない区域でのウォーキングなど、さまざまな特別企画を計画しています。そんな旅のクライマックスは「星に一番近い駅」です。雲上の楽園で存分に癒される旅を提供します。 ここに注目!おすすめ3大ポイント 移動手段だった駅舎・乗り物をもっと楽しく・おいしく 終着駅で待つのは知られざるエピソードと満天の星空リゾート 美しく雄大な大自然に抱かれながら貴重な動植物に心癒される Data 【取 組 名】 “星に一番近い駅”もう一つの立山がそこにある! 【企 画 者】 立山町観光協会 【問合せ先】 0570-064-205 【旅行会社】…

新潟県上越市、妙高市、十日町市、魚沼市及び周辺地域

新潟県上越市、妙高市、十日町市、魚沼市及び周辺地域  新潟県山間部に位置する上越周辺地域では、世界一降ると言われる“雪”を観光の目玉として活用しようと、昨夏に「サマースノーフェスティバル」を初開催。本物の雪を使ったソリすべり、雪上運動会、宝探しなどが人気を博しました。また冬季の雪を夏に活用するという試みが、夏の節電対策が必要になった社会背景にも合致して、雪の貯蔵庫の中や真夏の雪冷房体験、雪質食品などの貯蔵庫現場体験・試食・買い物などの、“雪室”体験も話題となりました。 夏の雪旅は遊びながら 雪国文化を学ぶ絶好の機会 この地域では、「にいがた夏の雪旅」を全国に発信できる夏の観光の目玉として、さらに磨き上げていくため、さまざまな取組が行われています。昨年1月には日本初の雪室食品ブランド協同組合を設立。天然の貯蔵庫「雪室」でゆっくりと育んだ食材を通して、この地ならではの“おいしさ”と“感動”を届けるため、食品の貯蔵技術および雪室食品の開発を進められています。  また、雪室や雪まつり会場には雪国文化を伝える雪国コンシェルジュを配置。日本にスキーを伝えた「日本元祖スキー漢(おとこ)」・レルヒさんが同行し、雪国の楽しさを伝える企画も。  夏に本物の雪に触れることができるのは全国でもここだけで、親子で過ごす夏休みの忘れられない思い出となりそうです。雪の冷熱利用など、雪の有効利用の現場を直接見ることができ、子どもにとっては環境面・地域の文化面でも体験・学習ができ、夏休みの宿題の題材としても最適と言えます。 地酒や食、里山アートなど バラエティーに富んだ体験を  雪国が育んだ観光の目玉は「夏の雪」だけではありません。魚沼産など日本一のコシヒカリと地酒王国・新潟の銘酒を活用した「地酒と食」もその一つ。同地域では23年秋から、本物の食の魅力を提供するため、県産コシヒカリと四季折々の地元食材を用いた地域共通の朝食を提供する「にいがた朝ごはん」がスタート。また、今春より地域の酒蔵と旅館が地酒と料理をマッチングして提供する「にいがた地酒の宿」の取組も始まりました。  3年毎に十日町などで開催される大地の芸術祭も魅力の一つです。回を数えるごとに来場者が増えていることから、棚田100選などに選ばれた里山の風景や暮らしと国際現代アートを常時鑑賞できるように、里山とアートの地域づくりが動き出しています。  「夏の雪旅」では、ここでしか味わえない夏の雪体験に加え、里山の自然や暮らしを、アートを通して体感し、宿では地酒と地元の食、旬の食材を使った朝ご飯を楽しむことができます。とびきりの地酒や食のマッチングも絶妙で、大人から子供まで家族で楽しめるのがこの旅のポイントです。 ▼にいがた「夏の雪旅」 http://www.niigata-snow.jp/ ▼にいがた「夏の雪旅」プロジェクト(Facebook) https://www.facebook.com/yukitabi ここが魅力 タビカレアピール  真夏のスノーフェスティバルキューピットバレイ上越市雪国が育んできた「夏の雪」「地酒と食」「大地の芸術祭」という、3つの魅力的な観光素材を組み合わせることで、他では体験できない「夏の雪旅」を皆さんにご提供します。26年度末には北陸新幹線開業を控えており、「夏の雪旅」を上越周辺地域の観光の目玉として商品化を実現し、夏の新定番観光メニューに育てて参ります。春・秋の豊かな食の魅力と、冬のスキー・雪遊び、夏の雪旅と、四季を通じた魅力あふれる旅を新潟から発信していきます。 ここに注目!おすすめ3大ポイント 盛夏に雪遊びができる唯一のチャンス、多彩なイベントが魅力 避暑地として、節電・雪の利活用を学ぶ場として親子で楽しめる 地酒と食、里山アートなど一度で3度おいしい夏の雪旅 Data 【取…

長野県信濃町

 当モニターツアーは観光庁の事業の一環として、新しい観光地の魅力開発と旅行商品化のために実施しています。ご参加の際は、アンケートに何卒ご協力をお願いいたします。 信州しなの町癒しの森『美と健康体験』ツアー①Aコース〔対象〕総務・人事担当者②Bコース〔対象〕企業の従業員 医療・保健に加え、健康・美容に係る各種サービスを提供する医師等の専門家やアウトソーシング機関等との連携関係の構築を目指し、関係者にモニターツアーを実施します。エージェントツアーでは、企業総務・人事労務・健保担当者を対象にメンタルヘルスの現状把握、滞在型森林セラピーの体験、多様な森林セラピー基地の利用方法紹介等を計画しています。加えて、信濃町の旬の食材を使った、健康長寿・癒しの森未病食を実際に試食を企画しています。セルフケアツアーでは、企業の従業員を対象とし、セルフケア・ストレスマネジメントの研修や自然との共存研修、森林を活用したリラクセーション法の紹介等を予定しています。 出発日 ①Aコース:2013年10月17日~18日 ②Bコース:2013年10月17日~18日 催行人数 ①、②ともに15名様 プラン/旅行代金等 プラン内容:宿泊プラン(二食付) 大人おひとり様 ¥30,000 ツアーのポイント 自身のメンタルヘルスを踏まえた森林を活用したリラクセーション! アファンの森での「自然との共存研修」 「健康長寿・癒しの森未病食」を堪能! 1日目の集合について 集合時間:8:00 集合場所:東京駅 鍛冶橋駐車場 最終日の解散について 解散時間:19:00頃 解散場所:東京駅 行程 ①2013年10月17日~18日 1日目  移動(東京駅→信濃町 バス内で癒しのプログラム実施)…

長野県信濃町

森林浴と地元の食や文化を融合した日本初森林セラピーリゾート 黒姫高原スキー場や、国内で外国人保養地としては2番目に古い歴史を持つ野尻湖畔周辺など、国内有数の観光・保養地である長野県信濃町。新たに町の観光の目玉として平成15年から全国に先駆けて導入しているのが“森林セラピー”です。 信濃町在住のC.W.ニコル氏が、森林浴と地域の食や文化を融合させ、心身の健康増進に役立てる、森林を中心にした町づくりの必要性を提唱。全国の森林セラピー基地の先駆的モデルとして開発を本格化させています。 メインターゲットは都市部企業で働く働き盛りの従業員  近年、森林浴がストレスホルモンを軽減させ、NK細胞が活性化するなど、その効果が徐々に解明されてきました。信濃町ではこの効果にいち早く着目し、バリアフリーに対応したロード整備や看板の設置、森林セラピーメニューの開発、ハーブティーやアロマ、健康的な食事を提供する癒しの森の宿、森林メディカルトレーナーと名付けた町認定のガイドの育成などに取り組んできました。新たに着手するエコメディカルヒーリングリゾート事業は、日本では他に類を見ない、森林を題材にした保養地開発であることが大きなポイントです。 メインターゲットは一般旅行者ではなく、都市部企業で働く従業員。昔の人が、病気や治療を目的として温泉や薬湯につかって保養したように、森林で過ごすことで癒され、心身ともに元気を取り戻す湯治場の森林版をイメージしています。森林を題材にした保養地は日本では他に例がなく、信濃町がパイオニアです。 医師など医療、健康・美容の専門家がメニュー開発に参加  現在、都市部企業25社と協定を締結し、従業員のメンタルヘルス事業の一環として、予防目的の森林セラピー体験を推進している信濃町。次のステップとして力を入れているのが、より効果的な森林セラピーメニューの開発です。個人の健康維持・増進のために活用できるよう、医師など医療の専門家や、健康・美容のプロの意見を取り入れながら、より応用性の高いメニューを開発する考えです。単なるヘルスツーリズムで終わるのではなく、効果が裏打ちされた医療・保健の領域で展開させることが、他のリゾート開発と大きく異なります。 企業の従業員や健康保険組合員などを対象としたモニターツアーの実施も予定されています。ツアーでは森林メディカルトレーナーが一人ひとりに合わせたセラピーメニューを森林内で実施し、滞在施設ではリラックスした滞在ができるように配慮します。2日目の食事は、有機・減農薬にこだわり、新鮮な地元産の食材を利用。薬草茶を提供する地元の黒姫和漢薬研究所とコラボレートし、森林と薬草の相乗効果で健康増進をサポートします。 ここが魅力 タビカレアピール メンタルヘルス不全が社会問題化する中で、森林セラピーがもたらす予防効果は企業のニーズに合致しています。医師などの専門的見解を生かしたメニュー作りなど、さらに安心・納得の質の高いメニューを追及し、皆さまに提供していきます。森林セラピーは観光・交流の領域を超えた都市と山村の交流という観点で、大きな可能性を秘めています。予防以外にメンタルタフネスを教育する新入社員研修や、社会的貢献活動の場としての活用も視野に入れています。 ここに注目!おすすめ3大ポイント 森林セラピーを軸とした、日本初“森林版”湯治場リゾート開発 効果を最大限に引き出す、医師監修オーダーメイドのセラピー 企業のメンタルヘルス事業の一環として、体験・導入が可能 Data 【取 組 名】 エコメディカルヒーリングリゾート(環境型健康保養型観光地)事業 【企 画 者】 一般社団法人信州しなの町エコツーリズム観光協会 【問合せ先】 026-217-8646 【旅行会社】…

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